グラズノフ 交響曲第1番
アレクサンドル・コンスタンティノヴィチ・グラズノフ(1865年8月 - 1936年3月)は、ロシア帝国末期およびソビエト連邦建国期の作曲家・音楽教師・指揮者です。
チャイコフスキーの時に出てきた「ロシア5人組」と呼ばれるロシア・クラシック界の創始者のひとりであるリムスキー=コルサコフが音楽の先生でしたが、この子は見る間に教えをどんどん吸収していくと評価されるほどの神童でした。
今回ご紹介する第一番はグラズノフ16歳の時の作品です。
第1楽章 アレグロ
あたたかく感覚的なコラールのような西洋風の音楽。
ボロディンのオペラ『イーゴリ公』(ボロディンの死後グラズノフにより完成)とよく似ている。どちらもポーランドの民族音楽の影響を受けている。
第3楽章 アダージョ
ゆったりとした前後と、力強い中間部の3つの部分からなる。
第4楽章 フィナーレ:アレグロ
再びポーランド民謡がテーマとなる。
全体的にロシアの叙情豊かな表現で全体的に弦楽の心地よい曲となっています。
かずメーターは
第一楽章 かずメーター 87点
第二楽章 かずメーター 83点
第三楽章 かずメーター 74点
第四楽章 かずメーター 80点
で第三楽章はお勧めできませんが、特に第一楽章は好感がもてます。
お勧めのCDです。