交響曲、大好き!

交響曲といっても知られていないものも多いと思います。 皆さんが聞きなれた/聞いたことがない交響曲を紹介していければと思います。

ハイドン 交響曲第78~80番

さて、今回はハイドン交響曲第78~80番についてお話します。

 

最初に第78番

交響曲第78番ハ短調 Hob.I:78は、交響曲第76番から78番までの3曲は実現しなかったイギリス旅行のために1782年に作曲されました。短調交響曲交響曲第45番(1772年)以来10年ぶりに作曲されました。

第1楽章 Vivace
ソナタ形式の第1楽章はあまり長くないが緊張感があります。提示部はハ短調で始まり、途中で変ホ長調に転調します。展開部と一体化した再現部では型どおりハ短調のまま終わります。本曲の後、ハイドン短調交響曲を3曲書いていますが、いずれも第1楽章は出だしだけが短調で、長調で曲を終えているため、第1楽章が短調で終わる交響曲はこの曲が最後となります。

第2楽章 Adagio
変ホ長調の穏やかな曲。

第3楽章 Menuetto. Allegretto
ハ長調だが、しばしば短調に転じます。管楽器のみで曲を終えます。

第4楽章 Finale (Presto)
ハ短調の旋律とハ長調の旋律が交替し、最後はハ長調のままコーダにはいります。

 

次に第79番

交響曲第79番ヘ長調 Hob.I:79から81番までの3曲は1783年から翌年にかけて作曲されましたが、作曲の経緯はわかっていません。

第1楽章 Allegro con spirito

第2楽章 Adagio cantabile - un poco allegro

第3楽章 Menuetto (Allegretto) - Trio

第4楽章 Finale (Vivace)

第2楽章(変ロ長調)が風変わりで、変奏曲風の緩徐楽章として始まるにもかかわらず、後半は前半と無関係なアレグロの曲になっています。

 

最後に第80番

交響曲第80番ニ短調 Hob.I:80は、1784年に作曲された曲です。

第1楽章 Allegro spiritoso

ソナタ形式で、主題提示部はニ短調ではじまり、ヘ長調に転調して輝かしく盛り上がった後、のんびりした特徴的な終結主題で終わります。展開部は終結主題からはじまり、第一主題に変わって対位法的に進行します。ハイドン短調交響曲の第1楽章は、78番までは伝統に従って短調で終わっていましたが、この曲はニ長調で終わります。

第2楽章 Adagio

変ロ長調ソナタ形式。静かに始まりますが、かなり起伏に富みます。

第3楽章 Menuetto

ニ短調(トリオはニ長調)。トリオでは交響曲第26番のグレゴリオ聖歌が回帰されます。

第4楽章 Finale:Presto

ニ長調ソナタ形式シンコペーションの連続による風変わりな音楽です。

 

さて、かずメーターですが

第78番 79点

第79番 79点

第80番 81点

なんか、70番台って雰囲気的に低調なんですよね。新しいものがないというか、ピカッと光るものがない。だから聞いていてちょっと飽きがくるかもしれません。かずメーターもそれに合わせてお勧めラインの80点を切ってくるものが多くなっています。

さて、80番台はどうでしょうか?

次回以降もお楽しみに!

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