ブルックナー Study Symphony, 交響曲第0番, 交響曲第1番
ヨーゼフ・アントン・ブルックナー(1824年9月4日 - 1896年10月11日) は、オーストリアの作曲家でオルガニストとしても有名だったようです。
学校長兼オルガン奏者だったお父さんをもちオーストリアのリンツにほど近い村で生まれたそうです。なんとこの年はベートーヴェンが交響曲第9番を書いた年だそうです。(すごい年に生まれるもんだ)
11歳になるとオルガニストに預けられ、オルガンを勉強するんですね。
で、12歳で父を亡くしたブルックナーは、ザンクト・フローリアン修道院の聖歌隊に入り、ここでバロック音楽等に触れることができたようです。
その後教員養成学校に行って、教員補助をしながらオルガニストととしても地元では著名な人になっていきます。
その後、ウィーン国立音楽院の教授に就任し、ウィーンに移住しました。そこで出たオルガンのコンクールで優勝してしまうんですね。すごっ!
そのころサン=サーンスやフランクに絶賛されました。
この頃って音楽の世界って意外とせまいですよね。海外に演奏会して成功すると著名な作曲家から賞賛されちゃうんだから。
この時代前後にブルックナーはStudy Symphony、 交響曲第0番、 交響曲第1番を作っているんですね。
個人的にはブルックナーの堅さというかそういうものがStudy Symphony、 交響曲第0番まで残しちゃう性格を表している感じがします。
ところで、内容は?というと個人的には交響曲第0番>Study Symphony>交響曲第1番の順に楽しめるかなぁと思っています。
かずメーターは、
Study Symphony
第一楽章 かずメーター 86点
第二楽章 かずメーター 83点
第三楽章 かずメーター 80点
第四楽章 かずメーター 80点
交響曲第0番
第一楽章 かずメーター 88点
第二楽章 かずメーター 81点
第三楽章 かずメーター 81点
第四楽章 かずメーター 82点
交響曲第1番
第一楽章 かずメーター 81点
第二楽章 かずメーター 77点
第三楽章 かずメーター 79点
第四楽章 かずメーター 81点
普段なんですが私はブルックナーを聴きません。マーラーのような長い曲が多いのですが、マーラーと異なり何を語りたいかが判らないので楽しめないのです。ですのでブルックナーファンにはかずメーターが厳しいかと思いますがご留意くださいませ。
お勧めのCDです。