交響曲、大好き!

交響曲といっても知られていないものも多いと思います。 皆さんが聞きなれた/聞いたことがない交響曲を紹介していければと思います。

シューベルトの交響曲 まとめ

シューベルトの8つの交響曲をまとめてみました。

シューベルトの経歴については交響曲第1番をクリックして飛んでみてください。

 

交響曲第1番

かずメーター

第一楽章 88点

第二楽章 82点

第三楽章 88点

第四楽章 89点

シューベルトは11歳から17歳まで、ウィーンのコンヴィクト(神学校)で音楽教育を受けました。第1番は在学中の1813年、16歳のときに完成されたもので、コンヴィクトのオーケストラのために書かれたと考えられています。古典派的な4楽章の作品です。

 

交響曲第2番

かずメーター

第一楽章 88点

第二楽章 86点

第三楽章 86点

第四楽章 89点

コンヴィクトを離れて、教師をしていた1814年から翌年にかけて作曲されたもの。同じく教師だった父親が仲間と結成したアマチュア・オーケストラのために書かれたと想像されています。モーツァルト風の序奏が印象的です。

 

交響曲第3番

かずメーター

第一楽章 84点

第二楽章 80点

第三楽章 82点

第四楽章 83点

第2番に続けて1815年に作曲。前の2曲よりも短めですが、書法の充実感、音楽のスケールが増しています。当時ウィーンで大流行しはじめた、ロッシーニのオペラの音楽の影響も感じられる作品です。

 

交響曲第4番

かずメーター

第一楽章 86点

第二楽章 84点

第三楽章 85点

第四楽章 86点

教師をやめて作曲家専業を志した1816年に完成されました。「悲劇的」と命名し、ハ短調を選んだことにも明らかなように、ベートーヴェンの影響が強いもの。友人の音楽家オットー・ハトヴィヒが自宅で開いた演奏会のために書かれたと考えられています。

 

交響曲第5番

 

かずメーター

第一楽章 88点

第二楽章 85点

第三楽章 87点

第四楽章 89点

第4番と同じく1816年に書かれたものですが、こちらは対照的に長調で、モーツァルト的な優美さと、その背後の寂しさを感じさせる作品。これもハトヴィヒのアマチュア・オーケストラのために書かれたと想像されています。

 

交響曲第6番

かずメーター

第一楽章 84点

第二楽章 81点

第三楽章 82点

第四楽章 82点

1817年から18年に作曲。第7番と同じ調性なので「小ハ長調」とも呼ばれます。第3楽章をメヌエットではなく、ベートーヴェン風にスケルツォとした最初の交響曲。没後まもない1828年12月にウィーン楽友協会の演奏会で演奏されました。これが公式記録に残る、最初のシューベルト交響曲の演奏です。なんか5番以前の作品と比べこじんまりした感じがします。楽団の構成ではなくて曲の盛り上がりとかなんです。

 

交響曲第7(8)番

かずメーター

第一楽章 88点

第二楽章 88点

世に認められない困窮のなかで未完成に終わった数曲の交響曲のうち、最も有名な作品。1822年に着手され、第3楽章に取りかかったところで中断されました。後半2楽章を復元することもときに試みられますが、未完成のままの演奏がいまも主流です。

 

かずメーター

第一楽章 91点

第二楽章 89点

第三楽章 89点

第四楽章 94点

ようやく仕事も増え、作品が出版されはじめていた1825年から翌年にかけて書かれたもの。1838年シューベルトの兄の家を訪れたシューマンが、遺稿の束から発見しました。スケールの大きな傑作で、シューベルトの代表作というべき交響曲です。

 

シューベルト交響曲全集です。

1枚目はブロムシュテット指揮、繊細なシューベルトを楽しめます。

2枚目は大御所カール・ベーム指揮、どっしりとしたシューベルトを楽しめます。

3枚目はロリン・マゼール指揮、可憐なシューベルトを楽しめます。