まず、交響曲を知るには基礎であるハイドンを聴こう!
いきなり、ハイドン、行くかい
クラシックファンならそう突っ込みそう
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)は「交響曲の父」といわれ、生涯に交響曲を106つも残した人なんです
この当時にしては77歳と長寿だったこともあるけど、交響曲のみならず、弦楽四重奏の父としても知られている人です。
同時代にモーツァルトも生きていたんだけど、彼は短命。
でも、モーツァルトの息子の留学先をハイドンが紹介してあげたという記録もあり、少なからず交流はあったみたいです。
モーツァルトの初期の交響曲を聴くとハイドンの交響曲に影響を受けたと思われるものもあり、モーツァルトにとって「ハイドン先生」ってな感じだったのかもしれませんね。
さて、初めてハイドン聞くならって考えてみました
私は106曲を何度も聞いていますが、なかなかハイドンの交響曲全集に手は出せないと思います(手を出さない方がいいと思います)
なにぶん初期の作品は単調な音楽の繰り返しで、それがいろいろと改変されていって交響曲の基礎となっていくのです
だから初期の作品はお勧めしません
それと音源があまりない(CD化されていない)ので、逆に聞きたくても聞けない環境かもしれないですね。
そのなかでも音源が豊富にあって(聞いていて飽きるでしょうが(笑))、初心者でも楽しめそうなのは
96番「奇蹟」、101番「時計」、104番「ロンドン」あたりでしょうか。
まずは交響曲の基礎をこれで学んでくださいね