交響曲、大好き!

交響曲といっても知られていないものも多いと思います。 皆さんが聞きなれた/聞いたことがない交響曲を紹介していければと思います。

第1回 大好きな交響曲 ベスト10

さて、今までいろいろな交響曲を紹介してきましたが、かずメーターとか付けているけど結局好きな曲、おすすめの曲って何なの?と言われそうです。

そこで今回は私のお勧め交響曲ベスト10をご紹介します。

根本的には理解が難しい曲は入れないのでご心配なく!

 

第1位

マーラー 交響曲第1番

マーラーファンの私には外せない曲です。

クラシック音楽にアレルギーがある方にもお勧めする「クラシック音楽」への見方が変わる名曲です。

マーラーってある意味、曲が派手なので映画音楽とかに慣れている現代人にはとっつきやすいと思います。

自分は特にこの曲の第4楽章が好きで聴くたびに感動しています。

お勧めはクラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の録音は最高で、何回でも泣ける名演奏です。

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第2位

ブラームス 交響曲第1番

天才ブラームスの完成まで21年を費やした神曲です。

この曲はフルスコア(楽譜)を買って読みながら聴いてみると各楽器が無駄なく適切な旋律を引いていることがわかります。

それでいて第4楽章最後での感動!!!思わずブラボーと叫びたくなります。

お勧めなんですが、アバトとベルリン、小澤とサイトウキネン、ミュンシュ師匠と名盤が多いのですが、クラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の録音をお勧めします。これも泣けます!

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第3位

ベルリオーズ 幻想交響曲

ベルリオーズ、もっと交響曲書いて欲しかったなぁ。

「イタリアのハロルド」、「ロメオとジュリエット」ともに優秀な曲なのにもっと書いてくれたらよかったのに…

そのくらい幻想交響曲は人を引き込む魅力があります。

曲を聴くだけでどんなことをイメージしているのかがよくわかるし、それでいて感動する旋律をちりばめているって、すごい曲です。

お勧めはやはりミュンシュ師匠!シャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団の録音が最高です。少々古い録音ですが、今なおこの録音に勝てる録音はないと思っています。

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第4位

マーラー 交響曲第9番

また、マーラーの曲なんですが、

第一楽章から天にも昇るような旋律のオンパレードです。

マーラー自身が死を自覚していたんでしょうね。お別れを告げているような旋律なんですが、決してドクドクしくない。

なんなんだろう、この清らかさは。

自分の悪いものを全て洗い流してくれるような曲です。

お勧めなんですがこの曲、結構リズムが難しくてリズムによって違う印象を与えてしまうんです。自分にしっくりくるのは、やはり「マーラーはアバト」という感じでクラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団をお勧めします。

(おい、マーラーならバーンスタインだろ!と言われそうですが、自分にはバーンスタインと合わなくて…全曲聴いていますが)

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第5位

ベートーヴェン 交響曲第9番

ちゃんとツボは抑えていますよ。

やはりベートーヴェンのこの曲は名曲です。

だけど日本の年末は第9なんでしょうね。自分はマーラーファンなのでマーラーの第2番が年末でしょうという男です。

(クラシックファンだけど彼女と第9とか行ったことがない…)

曲のメリハリが抜群の曲で感動させるポイントを突いてきていると思います。

お勧めは渋めにクルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の録音が好きです。

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第6位

ブルックナー 交響曲第4番

さすがにブルックナー苦手の私でも第4番は推しです。

楽曲全体が心地よく、最後まで聞き飽きない魅力があります。

また第四楽章は秀逸です。

お勧めはギュンター・ヴァント指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の録音をお勧めします。

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第7位

ドヴォルザーク 交響曲第8番

おいおい!ドヴォルザークといえば新世界よりの第9番じゃないの?と言われそうですが、第8番の方が好きな人って結構多いです。

なんか第9番って出来すぎちゃている感じがするんですね。

それに比べると第8番は第一楽章から引きづりこまれます。

第2楽章、第3楽章の美しい旋律、第4楽章のきらびやかさがまた良い。

ファンファーレねぇ、胸躍りますわ。

お勧めは、ラファエル・クーベリック指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の録音です。

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第8位

メンデルスゾーン 交響曲第1番

意外とこういうのやるとメンデルスゾーンって忘れ去られちゃうんですよね。

メンデルスゾーンももっと交響曲書いて欲しかったと思う作曲家です。

(当時は交響曲よりも小作や指揮の方が儲かったんでしょうね)

本当に通勤のBGMについつい聞いちゃう作曲家の一番好きな曲です。

メンデルスゾーンを有名にさせた実験的な曲で自分指揮で大反響って絵にかいたような成功劇ですね。

お勧めはクリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の録音です(私はこれしか持っていない、でも名盤です)

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第9位

マーラー 交響曲第6番

こんなに長い演奏時間なのに飽きない交響曲はありません。

オープニングからチェロとコントラバスがぐいぐい引き込んできてわかりやすい旋律で攻めてきます。

最後にはこの曲の主人公である英雄は戦いに倒れてしまうのですが、曲を通して英雄の行動心理描写が曲を通じて全て光景が目に浮かびます。

攻めている曲ですが、第3楽章のアンダンテ・モデラートは自称、「交響曲の中で一番美しい楽章」と思っています。思い出しただけでも感動して涙が出てしまいます。

おすすめはインバルとフランクフルト、シノーポリとフィルハーモニアと優秀作はありますが、やはりクラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団をお勧めします。

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第10位

ベートーヴェン 交響曲第6番

皆さん大好きな運命もいいのですが、私は田園で。

なんか田園っていかにもクラシックって感じで古臭い。

と思ったらどっこい、第5番と同等のベートーヴェンの音楽構成法という技法を駆使した曲なのですよ。すごいんですよ。

その上、標題交響曲としてベルリオーズやリストの先駆けとなった曲でもあるんです。

お勧めはやはりクルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の録音です。

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