ドヴォルザーク 交響曲第2番
さて、今回からはドヴォルザークについてお話していきたいと思います。
ドヴォルザークっていうとすぐ第9番の「新世界より」が有名ですが、通の人たちは第8番「イギリス」が好きだ、私はひそかに第5番が好き、と好みがわかれる作曲家ではあります。ドヴォルザークは基本牧歌的な曲ですがそれをベースにいろいろな展開が楽しめ、また演奏時間も手ごろなので是非とも聞いていただきたいです。
ただし、なかなか全交響曲を集めたCDがない為、私のリンクしたyoutubeをお聞きいただき楽しんでいただければと思います。
交響曲第2番は、ドヴォルザークが1865年、第1番の完成後すぐに作曲した交響曲です。1865年8月1日に着手し10月9日に完成しましたが、初演のめどはつかず、友人のモルジック・アンガーがスコアを保管していました。1887年にドヴォルザークはスコアを返却してもらい冗長さを除く改訂を施した後、1888年3月11日にプラハでアドルフ・チェフ指揮の国民劇場管弦楽団によって初演されています。ただし出版は1959年まで行われず、かつては現在の第7番が「第2番」として出版されていました。ベートーヴェン、シューベルト、ワーグナー、リストらの影響が随所にうかがわれる曲です。
第1楽章 アレグロ・コン・モート
第2楽章 ポーコ・アダージョ
第4楽章 アレグロ・コン・フオーコ
かずメーターでは
第1楽章 80点
第2楽章 73点
第3楽章 82点
第4楽章 83点
第1楽章、第2楽章を聞いていくと飽き飽きしてくるんですけど、第3楽章聞いて、第4楽章聞くとなるほどねぇと思えます。まあ、そこも味として楽しんでください。
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お勧めのCDです。